【要注意】腰痛になる(悪化させる)イスの座り方‼️ 〜正しい姿勢(骨盤位置)を解剖学の視点から解説〜
こんにちは、小澤源太郎です。
今日は、腰痛を悪化させるもしくは腰痛になる椅子の座り方を、骨盤を中心に解剖学で説明をしていきたいと思います。
仕事をしていてすぐに腰が痛くなるとか、マッサージ行ったのに翌日の仕事で座り仕事が少しでも続くと駄目とか、腰痛で仕事に集中できなくなったりする方はぜひこの記事を読んで、もう今座ってるこの時から!座り方を変えてみてください。
【要注意】腰痛になる(悪化させる)イスの座り方‼️
腰痛について
腰痛になる原因というのはいくつもあるんですけれども、椅子の座り方というところから腰痛とか腰の重さっていうところを考えていくと、ポイントとなるのが、お尻の筋肉が張ってくるっていうのがまず一つ。もう一つは、この腰部の筋肉、脊柱起立筋の下部の方が張ってくるっていうのがポイントとして考えられています。
例えば、皆さん座っているときって、どういうふうに座ってるかというと、お尻が座面に付いてますよね。お尻は常に圧迫をされているので、お尻は既に血流が止められてるような状態になり、解剖学的にもここは腰痛になりやすい部分になってきます。
ただ、今回取り上げたいのは、お尻よりもこの腰部の部分になります。
座ってるときは基本的に猫背になりやすいんですね。猫背になりやすいんですが、それを皆さん周りからの目線もあるから、やっぱり姿勢良くしようと頑張ってる方が多いんですよね。
ですので、腰の部分の筋肉を使って骨盤を引き上げるという動作を取っていくことになります。
そうなると腰の筋肉は常に使われてくるということになるので、ハリ感だったり、ひどい方の場合は、腰痛を訴えるような状況になってきます。
実際に椅子を使って具体的にどのような座り方になっているのかっていうのを説明していきます。
腰痛につながる椅子の座り方とは
1:周りからの見た目が気になる、いい姿勢でいなきゃ!と腰の筋肉で骨盤を引き上げていると腰痛になりやすい
動画では、実際に椅子を使って具体的にどのような座り方になっているのかを説明していますので、後ほどご視聴ください。
皆さん普段どんなふうに座っていらっしゃいますか。仕事中で席に座ってパソコンをいじってたりすると、ほとんどの方は猫背で巻き肩になって首が前に突き出ているような感じで座っているという方が多いんではないかなと思います。
ただ、私が実際にお客様からお話を聞いていると、こんな感じで座っている方ってあんまりいらっしゃらなくてですね、周りからの見た目だったりとか、やっぱりいい姿勢でいなきゃいけないっていう意識があるので、皆さん大体腰の筋肉を使って骨盤を引き上げているという姿勢の方がほとんどです。
おそらく自分の姿勢を見ていただけるとこんな感じになってるんではないかなと思うんですね。この姿勢なんですが実はすごく腰にきやすい姿勢になってきます。ではどうやって座るのが良いのかを説明していきます。
2:椅子の高さが低いと腰痛になりやすい
腰痛にならないためには、まず椅子の高さが重要になってきます。
ほとんどの方はおそらくお尻と膝の位置の高さが、同じぐらいになってるんじゃないかなと思います。座面を高くして座ってる方も中にはいらっしゃると思うんですが、すごく少ないです。
実際のお客様の話を聞いていても、ほとんどの方がこのような低い座り方になっているんですね。こうなってると何が悪いかというと、骨盤って、このポジションは丸まる方向に転がりやすいポジションになりますので、力の方向が常に後ろなんですね。
丸まろうとしている骨盤を皆さん頑張ってよいしょって起こしているような状況になるので、腰部が張って疲れてくるっていうのが、腰痛になりやすい座り方のポイントになります。
さらにこれ、もう一つありまして、丸まりやすいのをさらに助長する人、例えば足を前に伸ばしてクロスするような座り方をする場合っていうのは、足が前に出るだけで骨盤は後傾しやすいんですね。
ここから骨盤を起こすのって結構大変なんです。このポジションの方も注意したい座り方になります。
正しい椅子の座り方とは
ではどう座るのっかというと、まず椅子の高さの話になります。椅子の高さは、お尻と膝の高さ、ももの骨の角度が、大体膝が下になるような形で120度とか130度とかになるといいと言われています。
こうやって膝が下にくると、骨盤って前に立ちやすくなるんですね。なので、このポジションを使ってあげると、腰の負担というのは格段に減ってきますので、まず椅子の高さご自身で設定をし直してみてください。
この状態でもやっぱり足を伸ばすと骨盤は後ろに行きやすくなりますので、足の位置は膝の下ぐらいくること。①高さを合わせて、②足の位置、まずこの二つやってみてください。
でも、高さを調節できない椅子の方もいらっしゃると思います。
その場合は、動画でお見せしたような内転筋を鍛えるボールみたいなものとか、箱ティッシュでも雑誌でも、何でもいいですので、背もたれと自分の腰の間に入れてあげてください。
そうすると、これが支えてくれて、骨盤が立ちやすくなるんです。筋肉を使わなくても、これするだけでも腰の張りが全然違います。一度これで一日仕事をしてみて欲しいです。
ただこれ、背もたれがちゃんとある椅子であれば、腰を奥までちゃんとくっつけて座るっていうのをしていただければ解決します。ただ女性の場合ね後ろまで届かない方もいらっしゃるので、その場合は先ほどご紹介したボールとか、箱ティッシュとか何でもいいから入れてあげてください。
これね、椅子の背もたれって言うんですけど、違います。腰もたれです。背もたれにしちゃうとズルズルと落ちてきますので、腰だけもたれてあげた状態で座ってみてください。こうするだけで、椅子の座り方から腰痛になるっていうのを防ぐことができます。
ポイントとしては、①椅子の高さ、②足の位置、③背もたれ・腰もたれを使えるか、この三つのポイントが大事になってきます。
腰痛につながる床の座り方とは
これは結構女性に多くて男性はほとんどの方がしないんですが、割り座といって女の子座りとかも言われる座り方。こういう座り方をWとかMみたいな字でやるような座り方ですね。男性はそもそもこうやってできないと思うんですけども、この座り方楽なんですっていう女性すごく多いんですが、股関節を過度に内にひねってしまうものになります。股関節の動きに極端なポイントが出てきてしまうので、日常的に長時間やらない方がいい座り方になります。
正しい床の座り方とは
逆に、腰痛にたいしてこの座り方をちょっとだけだったら、めちゃくちゃいいですよっていう、座り方もあります。それが正座です。正座というのは基本的に骨盤がすごく良いポジションに自然となる座り方なんです。
ただ、膝にとっては結構最悪です。ですので、1日1分とか、時間を決めて正座をするっていうのは、腰痛の方にとってはすごくおすすめな座り方になりますので、座面とか床面でね、座るときは、女の子座りをやらないで欲しいっていうのと、少しだけ正座をする時間っていうのを作ってあげてほしい。
この2点、ちょっと覚えておいてください。
まとめ
【腰痛にならない正しい椅子の座り方のポイント】
①椅子の高さ
②足のポジション
③背もたれ、腰もたれ
【腰痛にならない正しい椅子の座り方のポイント】
①割り座、女の子座りをしない
②1日1分正座する時間をもつ
今回は腰痛を悪化させるもしくは腰痛になる座り方と正しい座り方についてお話をさせていただきました。
このように、解剖学っていうところを理解しながら、椅子の座り方とかまでしっかりと説明をすることで、お客様の施術をした後の日常生活でどういうふうに生活していくのかっていうところまでアドバイスすることができるんですね。
JTTMAではこういったところまでお話を進めながら、お客様にご提案していくんだよっていうところまで話をしていきながら勉強していくので、日常でもお客様にアドバイスできる内容になっております。
実際にスクールでは、今お話した解剖学的なところと合わせて施術をやっていきますので、ご興味ある方はぜひJTTMAの講座をチェックしてみてください。
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