暗記ではなく理解が出来る‼️セラピストのための”現場ですぐ使える”解剖学講座 ~上腕三頭筋編~
こんにちは、小澤源太郎です。
今日はセラピストのための❝現場で使える解剖学❞の講座という形でお話をしていきます。
実際に解剖学をどういうふうに勉強したらいいかわかりませんっていうお話をよく聞きますので、今日はこのテーマでしっかりと学んでいきましょう。
現場で使える解剖学講座~上腕三頭筋編~
解剖学の知識と実践のギャップ
解剖学を学ぶときに、どういうふうに勉強すると、現場と勉強が結び付かないのか。
要は、テキストのことがわかっているだけで、実際のお客様の施術には活きないっていうパターンですよね。
これ、例えばなんですけれども、起始と停止の名前ばっかり覚えていく人、その名前だけを覚えても、実際のセラピーには活きてこないっていう形になっていきます。
例えば上腕三頭筋っていう筋肉だったら、肘を伸ばす。もしくは肩を後ろに引くというような動作で使われる、上腕三頭筋ってこういう動きはしますよ、っていうのは知ってる。ここは知ってるんだけど、セラピーでどういう風にしたらいいかわかりませんとか、そういうな形で実際に繋がってこないという方がが多くいらっしゃいます。こうなってしまわないように解剖学の勉強をしていった方がいいので、動画では実際に解剖学の模型を使いながら説明をしていますので、併せてぜひご視聴ください。
上腕三頭筋ってどういう筋肉?
そもそも上腕三頭筋ってどういう筋肉かというと、上腕骨、腕の肩から肘にかけて付いている筋肉になります。実際にこの筋肉がどんな風に使われるのかっていうのを知っていただくためには、肘を伸ばしながら、後ろに引くというか、後ろ側に力が入ってるよっていうのがわかると思います。
こういう動きで、上腕三頭筋は使われてきます。肩を後ろに引きながら肘を伸ばす。これがポイントになってきます。なぜ今先に機能の話をしたかというと、皆さんこれで実際自分でやっていただけると、上腕三頭筋がキュッてなったな、とか感じると思うんですね。
これは、考え方としてはトレーニングをするときの体の使い方になります。
でも今はセラピーの話になるので、セラピーっていうのはこれの反対、ストレッチをかけていってあげなきゃいけないんですね。ですので、後ろに引いて伸ばすっていうのが、筋肉を使うっていうふうになるのであれば、ストレッチをするときは反対に、前に持ち上げながら肘を曲げるっていうのが、上腕三頭筋をストレッチするために必要な動きになってきますよ。
こういうふうにまずは使うときとストレッチをされるとき、収縮するのとストレッチってことでこの二つの体の実感をまず自分で体で感じてください。
上腕三頭筋を解剖学で解説
上腕三頭筋のしっかりとした解剖学的なところを見ていきましょう。
上腕三頭筋っていうぐらいなので、三つの頭がある筋肉になります。それが内側にある内側頭と外側にある外側頭、上腕骨の後面の内側と外側にについてる二つの筋肉ともう一つ長頭っていうのがあります。
長頭というのが、肩甲骨の肩関節下結節というところ、肩甲骨の関節のちょうど切り替わるところがあるんですけど、ここの下の部分からずっとついてきて、全部の筋肉がこの肘のところに付いてきます。
なので、肩甲骨から肩の関節を長頭はまたいで内側頭・外側頭と一緒に、肘に三つがまとまってくるっていうような筋肉になってきます。これ起始と停止っていうのが、ここの肩甲骨の関節下結節っていうところですよ。上腕骨の後面内側・後面外側で、内側頭と外側頭がありますよ、停止が中頭になりますよっていうのを覚えていくと、肩から肘に上腕三頭筋っていうのが、長頭がきつつ、内側頭・外側頭がきますよ、というイメージができるようになってくるはずなんですね。
このイメージをしっかり持っていただけると、例えばお客様の筋肉を施術しようって思ってこういうポジションをお客様にとってもらったとしましょう。この筋肉の走ってる走行のイメージがついてくるようになると思うんすよ。この辺りに上腕三頭筋っているんだなっていうイメージです。
こういうイメージがない状態で、指圧をしていこうとか思っても上腕三頭筋に対してちゃんとアプローチができないですので、起始・停止を覚えるっていうのはとても大事なことではあるんですけれども、まず、上腕三頭筋の走ってる走行のイメージと、どういう風に使われるのか、どういう風にやるとストレッチできるのか、これをしっかり感じながら起始停止を覚えていくと、起始に停止が近づいてくるっていうのが基本的な機能になってきますので、起始に対して筋肉がキューって縮こまっていきますっていう風に、機種と停止から機能を今度は考えられるようになってきます。
一番最初から、いろんなところで起始とか停止、ここが痛いところだからここを押したらいいよとか、いろいろ言われたりはすると思うんですけれども、しっかりと今の流れで機能と、ストレッチとついてるところから走行、これをまず覚えてあげてください。
そうするとお客様の施術でどういう風にしよう、どういう風に触っていこう、というのがわかってきますので、解剖学と施術がしっかりと結びつくという結果になってきますので、このような形で勉強していきましょう。
まとめ
今日は上腕三頭筋を例に、解剖学の説明をさせていただきました。どういう動きをするのか、どういうふうにしたらストレッチができるのか、どういうところについていてどういうふうにこの筋肉が走っている走行なのかっていうところを、考えながら施術まで繋げていくと、解剖学の勉強と施術が繋がってきます。
実際にJTTMAのスクールではこのような解剖学の授業と、実際のセラピーとしての授業を組み合わせて授業を行っていきますので、この施術と解剖学を結びつけるっていうのを特に強く押し出しております。こういった内容を、公式LINEでは、無料でプレゼントさせていただいています。
動画の部分とテキストの部分で一部無料で見れるところがありますので、ぜひお友達になってください。はい今日の動画がいいなと思ってくれた方は、高評価、コメント、チャンネル登録をぜひよろしくお願いしますそれでは次の動画でまたお会いしましょう。
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