【タイ古式マッサージ】お客様に負担をかけない手技3選‼️ 〜基礎テクニック〜
こんにちは、JTTMA認定講師の小澤源太郎です。
今日は、お客様に負担をかけないための手技3選という形でやっていきたいと思います。
例えば、母指、親指でぐっと圧をかけ続けていたときに、お客様に「イテテッ」って言われることなど、皆さん経験されている方もいらっしゃると思うんですね。
その押しすぎることによって、翌日の揉み返しにつながったりとか、お客様が痛みで不快感を覚えてしまったりっていうところが出てくると思いますので、そういうことがなるべく起こらないような施術のやり方3選というのをお伝えしていきます。
【タイ古式マッサージ】お客様に負担をかけない手技③選
お客様の体に負担をかけない方法とは
お客様の体に負担をかけない方法というところで、お客様の押し方とか押す強さを調整しなさいとか、そういったことを言われていることはすごく多いと思います。
揉み返しがこないようにするにはどうするか。まずこの一点でいくと、ゆっくり押して、ゆっくり抜いてくる。この漸増と漸減という圧のかけ方の考え方をしっかりと理解するというのが大切になってきます。
ぐっと押してポンって抜く、リズム感よくやるっていうマッサージもあると思いますけれども、そういった形よりも負担をかけないという点でいけば、ゆっくりと入れてゆっくりと抜いていく。この考え方をしっかりと覚えていきましょう。
二つ目としてはセラピストが親指側だったりとか肘だったりとか自分の施術している部位でグリグリグリグリいき過ぎるからいけないんですよね。ですので、そこもちょっと違う視点から、お客様の体を使って施術をしていく。
こういったところを見ながら動画では実際にモデルの方を使って施術をしていますので、ぜひご視聴ください。
お客様に負担をかけない手技③選
1:体重移動のコントロール
一つ目の手技で意識してほしいのは、体重移動の仕方になります。これを間違えるとお客様へ負担をかけやすい形になってきますので、自分の体重のコントロールをしっかりとしていってもらえればと思います。
まずタイ古式マッサージの施術ではよくあるんですが、足の裏に膝を当てるということですね。かかとのへりの部分に自分の膝が当たるような形で、足の裏の内側に自分の膝を当ててあげます。この状態で例えば前に乗る。結構雑な感じでやったりする人もいますが、まず自分の姿勢を良くした状態でゆっくりと上に伸びるような形で体重をかけてあげてゆっくりと抜いていく。
ゆっくりとしたコントロールの体重移動をしながら行うと、お客様への負担はかかりにくくなってきます。
ゆっくりいくメリットは、途中でお客様が痛そうにしたときにすぐ止まることができることです。ですので、自分の体重をしっかりとまずはコントロールする。
ふくらはぎの施術に入っていくのであれば、同じようにリズムを刻みながらやっていきましょう。
例えばこれがベッドで足の裏をマッサージしたいですっていう方でも、足の裏に手を置いた状態で、自分の体重をかけていくという風に応用することもできますので、このような形で足の裏の施術というところから応用をしていっていただければできると思いますのでぜひやってみてください。
2:お客様の関節の動きを利用する手技
二つ目は、お客様の関節の動きを利用するという形で行っていきたいと思います。
例えば通常型のマッサージ、どこでもいいんですけれども、マッサージをする場合、親指でグリグリグリグリしたりする人とかもいらっしゃいますよね。もしくは、圧をゆっくりかけてゆっくり抜いていくというのは一つ目でやったようなことをここに応用するっていうこともできます。
今回は、お客様の関節の動きを利用していくので、例えば肩の僧帽筋上部にアプローチをする際に、僧帽筋上部に自分の親指を置いておきます。
この状態で、お客様の関節の動き、こういう外転・内転の動きを利用して施術をしていくっていうこともできますし、この状態で、肩甲骨を挙上する方向に自分の親指の圧は変えずに、お客様の肩が上に上がってくるという力を使って圧をかけていこともできます。
お客様に動きを手伝っていただいているような形になるので、不快感がすごく減りやすい形になります。これもゆっくり引っ張って、ゆっくり抜いてあげるっていうリズムでやってあげることで脇のストレッチもしながら、僧帽筋のリリースをしていく形ができるやり方になりますので、こういった関節の動きを使った手技も覚えていってください。
3:お客様の体を支える手技
三つ目の施術は、お客様の体をしっかりとセラピストの体で支えるという点になります。
例えば、肩甲骨回しでいうと、スカプラの回す動作をするんですけれども、自分の足と腰でお客様の体を支えてましょう。
これがフリーで動いてしまう状態でやると、お客様の体は全体的にグラグラ動いてきてしまうんですね。ですので、お客様の体をしっかりと固定した状態で肩甲骨を回すようにしてあげると、安定感が出て、お客様が変に大きく動くことがなくなります。
実際に動画で肩甲骨のスカプラサークルやっていますので、ご覧ください。
肩甲骨の動きを全て出すような形で、内転・下制・外転・挙上というのを全て動かすような形で、自分の体の体重移動も使いながら、施術をしてあげつつ、先ほどお伝えしたように、腰を支えてお客様が変に大きく動きすぎないようにキープしてあげることで、お客様の負担がなくなってきます。
このような安定した状態が作れれば、そのまま肩甲骨はがしに入ることもできます。その際は、手を腿の内側に置いてあげて、自分の指をお客様の肩甲骨の内側縁のあたりに置いておきます。そのままお客様の肩甲骨を上から覆いかぶせるように持ってきてあげると指が入りやすくなりますので、この状態で肩甲骨はがしをやってあげるっていうのも負担のないやり方になります。この支えながら肩甲骨周りへのアプローチやっていくってのが三つ目になりますのでぜひやってみてください。
まとめ
【お客様に負担をかけない手技3選】
①体重移動のコントロール
②お客様の関節の動きを利用する手技
③お客様の体を支える手技
今日はお客様に負担をかけないための手技3選としてポイントをご説明してきました。
一つ目が体重のかけ方、二つ目は、お客様の関節の動きを使って施術をしていく。三つ目がしっかりとお客様の体を支えるというところで、肩甲骨回しの施術をやりましたので、このポイント三つを意識しながら施術をしていただけると、レベルアップ間違いないと思いますのでやってみてください。
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