【外旋筋が内旋筋⁉️】腰痛の方へのお尻ストレッチ方法💆♂️
こんにちは、JTTMA認定講師の小澤源太郎です。
今日は腰痛に関連するマッサージ・ストレッチというところでご紹介をしていきたいと思います。
特に今日はストレッチに焦点を当てていきたいなと思ってるんすけど、腰痛って言われたとき特に坐骨神経痛とかね、そういったところの話でよく出てくる筋肉の名前として、梨状筋っていう筋肉があります。
意外にこれ知らないっていう方も多かったりするので、そのお話をまずしていきたいと思います。
ぜひ動画も併せてご覧ください!
腰痛解消 梨状筋 ストレッチ・マッサージ
梨状筋とは
まず、梨状筋というのは深層外旋六筋っていう股関節を外旋する筋肉の中でも、深く奥にある筋肉ですっていうので代表的な6個の筋肉のうちの1つと言われてるんですね。
深層外旋六筋っていうぐらいなので、股関節で表現すると、ストレッチしようと思ったら内旋させるべきじゃないですか。普通、外旋の筋肉なんだから、外旋するときに作用する筋肉なんだから、ストレッチするには逆転させる内旋させるってのが必要になってくるんですけど、実は深層外旋六筋のうち文献にもよるんですけど、5つは股関節が90度屈曲を超えると、内旋筋に機能が変わるっていう風に言われていたりするところもあるんですね。
特に梨状筋がその中でもはっきりと多くの文献に書かれていたりするところなので、今日はそのお話もしたいなと思ってます。
梨状筋のストレッチ方法
ここからは動画を確認しながら読み進めてくださいね。
梨状筋って、よくアプローチするとしたらリリースでね、この辺りにアプローチをします。
JTTMAのやり方としてはここに自分の膝を入れて、圧をかけるっていうのを別の動画でも紹介してるんですけど、そういうのをやってたりします。
ストレッチをどういう風にしていくかっていう話になるんですが、さっき言ったように股関節が90度屈曲してない場合であれば、こういうふうに股関節を内旋するっていう形でストレッチすることってできるんですよね。これで梨状筋のストレッチです。深層外旋六筋のストレッチですね、考えられます。でも、よくよくいろいろ形を考えていくと、皆さん梨状筋のストレッチっていう風に言われてやると、こういうポジション取ってることって結構あるんですね。
タイマッサージだったりするとこの状態で膝でね、こういう風にお客様の踵に膝を当てて、そのままストレッチしたりとかいろいろやり方はあるんですけど、お客様の股関節外旋ポジションを作ってから屈曲させるっていうパターンが非常に多いんです。
でもメインは外旋なんですよ。基本的にストレッチとかって、後から動かした方が一番ストレッチされますので、股関節の屈曲を後に出したら股関節の屈曲の方がストレッチ感が出やすくなってくるんですね。そうなってくると梨状筋とかよりも大殿筋だったりとかハムストリングスとかの方がストレッチがかかりやすくなってきてしまうので、今日は屈曲したポジションからの股関節外旋っていうところの意義をご説明していきたいなと思います。
屈曲したポジションからの股関節外旋
このように、股関節の深い屈曲ポジションを作ってから曲げていくっていう、回していくっていう形をとりたいんですけど、まずどの角度にしますか?っていう話になってくると、これ、お客様の股関節を屈曲していったときに、90度過ぎたあたりから回るのはわかりますかね。これ少し内旋するんですよ。
ということはもう、この股関節90度ポジションぐらいから内旋方向への力が出始めているという風に考えられるので、まずそれに対して梨状筋のストレッチしていこうと思ったら、まず90度屈曲ポジションを作って僕の場合はこれでお客様の脚を自分の肋骨と腸骨の間に置いておきます。この状態で股関節を外旋していきます。
これだけ、外旋を強く強く出していく。屈曲はそんな出さなくても一旦いいかな。
なぜここに手を置いてるかというと、このままこうやっていくと、上半身がついてきちゃうんですよ、外旋させると同時に。なので、上半身がついてこないように坐骨の辺りにサポートをしておいて、そのまま外旋出していきます。
そうするとしっかりと股関節の外旋が出てくる。ここができて少し行けそうかなと思ったら、屈曲角度強くして、もう1回ある。これの繰り返しで、このとき僕って体どんな風に使ってるのって話なんすけども、これ手でやると大変です。
僕は引っ掛けてる、引っ掛けてるで、ここで揃えてます。このまんま自分の体をこっちに向けるイメージです。このままこうしてるだけ。そうするとお客様の股関節は自然と外旋方向に回ってくるので、この形でストレッチをしていただき、一度リリースしてあげて、もう1回上げてみようかなって形でチェックすると、さっきより明らかに回ってないんですね、90度あたりで。今ストレッチした角度あたりまでが回ってないです。
このように内旋方向の動きのコントロールっていうのをできるようになってきます。そうすると、股関節の動きがぐっと変わってくるので、腰痛の解消っていうところになってきますし、梨状筋に正しくアプローチできますよねって話になっています。
必ずしも最終的なポーズが正解ではない。その行くまでの過程っていうのもすごい大事になってくるので、こういったところも意識しながらストレッチぜひやってみてください。
まとめ
今日は梨状筋というところで腰痛に繋がるお話をしていきました。
股関節の動きが良くなることで腰痛が解消するっていうのはよくあることになります。ですので、ぜひ今日の梨状筋の解剖学的なところ、股関節90度屈曲ポジションを超えたら股関節を外旋させることで、梨状筋っていうのはストレッチされるよっていうのをしっかりと覚えて実践してみていただければなと思います。
例えばさっきやったようなポジションを、こんな感じの形でもね、セルフのストレッチとしてお客様にお伝えすることもできるので、そういったところもお伝えできるようになるといいかなと思います。
こういった詳しい内容ですねJTTMAでは解剖学とタイ古式マッサージを繋げて、しっかりとお客様に効果を出していこうというスクールをやっていますので、ご興味のある方はぜひ公式LINEのお友だち追加をお願いします。
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