JTTMAコラム

【タイ古式マッサージ🇹🇭】意外すぎる⁉️「呼吸の誘導方法」を変えると”ストレッチ”が劇的に良くなる! 〜セラピスト向け〜


こんにちは、JTTMA認定講師の小澤源太郎です。

今日は、呼吸を変えることでストレッチ感を変えるっていうところのお話をしていきたいと思います。

 

ぜひ動画も併せてご覧ください!

 

ストレッチが変わる!? 呼吸の誘導方法

内腹斜筋の機能と役割

今日は特に内腹斜筋へのアプローチについてお話をしていきたいんですけれども、内腹斜筋って一体どんな筋肉かって言うと、息を吐くときに強く使われる。

あとは体をひねるときに同側回旋って言うんですけど、例えば右の内腹斜筋が縮むと、右側に体がひねられるという機能を持っている形になります。

 

ですので両方が同時に収縮すると、屈筋といって、こういう丸まる動作で使われますし、片方だけとか外腹斜筋という反対側の筋肉と収縮すると、こう行くと内腹斜筋が引っ張られる方にこうやって回旋させられるっていう筋肉になるので、こっちに収縮してるってことはこっちが伸ばされてるっていうイメージになるような筋肉になります。

 

要は体を回旋させる・回すねじるっていうことをするときにストレッチをうまくかけられる筋になってきます。

 

今日はそのあたりのお話をしていきたいんですが、特にこの呼吸っていうところに合わせて、ストレッチをお伝えしていきたいと思います。

今までは呼吸と回旋のお話をしてきたんですが、もう1つ重要な動きとしては側屈、横に倒す動きですね。もしくは骨盤を引き上げた動き、こういうときに使われます。

これはさっきの回すときは反対側に回るよっていうふうに言ったんですけど側屈に関しては同じ方向になってきます。このようにね、内腹斜筋って、この鼠径靭帯と言われるこのASISという所から恥骨に付いている靭帯、ここに付いてたりするんですよね。

 

それプラスそこから伸びてきて腸骨稜の中間線って言って一番この腸骨稜の部分の真ん中のあたりを通って実は後ろの方まで付いてくるんですね。下部の肋骨の10・11・12って言われるような浮遊肋骨とか言われてくる肋骨の部分についてくるんですよ。

なので、前の方はねじりに使われる、後ろの方は側屈にも使われるっていう形の筋肉になってくんですね。なので、どこにアプローチしたいかで、ストレッチの仕方っていうのは変わってくっていう形になります。

今日はその中でもねじり呼吸に関してアプローチをしていきたいと思います。

 

内腹斜筋への施術解説

ここからは動画を確認しながら読み進めてくださいね。

施術のやり方っていうところで考えると、いろいろなやり方があるので、今日はその中でも1つのアイディアっていうな形にはなってくるんですが、例えば足をクロスしてこういう風に息を軽く吐きながら深―くいく。段階的にもちろんやりますけど、こう行くような感じのストレッチとかってよくやると思うんですよね。このポジションってどういうポジションなのかなっていう風に考えると、上半身を左にひねっているポジションになります。ということは、右の内腹斜筋が伸ばされるという。同側回旋なので左にねじるということは、左の内腹斜筋が収縮するっていうことなんですね。

 

ですのでストレッチで考えると、反対側の内腹斜筋がストレッチされるっていう考え方になります。そうなってくると、こういうストレッチもあったりはするんですけど、やっぱり下半身を動かしてるので、お尻とかのストレッチ感がすごくこの場合出やすかったりするんですね。柔らかい人は、上半身の方にも出たりします。ですのでこのパターンで僕から提案したいのが、横向きになってる状態からやることですね。

こういうふうに横向きの状態で上半身を動かして内腹斜筋の、特に今度は下側にある内腹斜筋のストレッチをしていくっていうイメージになります。

ただ、同じようにひねるとです外腹斜筋もストレッチはされてくるので、伸び感っていうところでいくと、いろいろなところに感じられるはずなんです。
でも機能的に考えたときに、下側の内腹斜筋のストレッチですよっていう形になります。

 

実際にこういうふうに上半身を床に押しつけるようにねじるっていうのを今日はお伝えしていきたいなと思います。

 

このときに、息を、よくあるのは、軽く息吸って吐きますって言ってストレッチするパターンってタイ古式マッサージに限らず、よくやるパターンになるんですが、さっき言ったように内腹斜筋は、息を吐くときに縮まる筋肉なので、吸うときに伸びてる筋肉になりますよね。なので、この状態でこのまま自然に呼吸してください、としながら、息を吸ってるとき、吐いてるときでコントロールをしていきます。

息を大体吐いたときに皆さん力は抜けていくんですけど、吸ったときに、こう圧をかけていってあげる。吐いたときに、力を抜いてあげる。そして吸ったら、押してあげる、ストレッチ強めにしてあげる。吐き始めたら、抜いてあげる。動きはそんなに大きく出ないんですけれども、このようにしてあげることで反対側の内腹斜筋しっかりとストレッチされてくるというような形になります。

 

まとめ

今日は呼吸を変えることでストレッチ感を変えるというお話をしました。

呼吸って「を吐きながら」っていう形で施術するパターンっていうのはすごく多いとは思うんですけれども、筋肉によってはこのように息を吸いながらストレッチをかけてあげるっていうことをやることで、より効果的にストレッチをするっていうのができるようになってくることがありますですので、ぜひそういったところ、解剖学のことなどを勉強していただいて、施術に応用をしていっていただきたいと思います。

 

実際にJTTMAのスクールではこういうことをしっかりと紐付けながら、授業をやっていって皆さんに応用していただけるようにしていますので、興味のある方は公式LINEのお友だち追加をぜひよろしくお願いします。

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ありがとうございました!

 

 

 

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