JTTMAコラム

巻き肩を改善するなら肩以外へのアプローチをしろ!?【タイ古式マッサージ】ストレッチ&リリース


こんにちは!JTTMAの小澤です。

 

今日はタイ古式マッサージによくある施術の中で胸を開いたりするあとは巻き方とか、ういったところに効果のあるような施術解剖学的に説明するのと、そこがよく伸びやすくするための方法ということでお話をしていきたいと思います。

 

ぜひ動画も併せてご覧ください!

 

可動域広がる! ストレッチ&リリース

胸を開くストレッチの解剖学的アプローチ

ここからは動画を確認しながら読み進めてくださいね。

なかなか胸のストレッチをしようと思ったときに大胸筋が硬すぎたりする男性のお客様とかだったりすると、大胸筋だけにアプローチをすると案外行かなかったりして全然伸び感が得られなかったりなかなか可動域の改善できなかったりする

そういうときに、大胸筋だけ見るっていうのをやめてあげて、他の筋肉にも一緒にアプローチをしてあげる。こうすることで効果が出やすくなるので、やっていきましょう。

 

例えば、タイ古式マッサージでよくある施術などでこういうふうにお客様の背中を押さえている状態で開いていくような、胸のストレッチ、あるんですけど柔らかい人はすんなり今のように、くーっと回ってきてくれるんすが硬い人の場合って、この状態からもう全然動かないみたいな、そんな状況になるかと思いますので、こういったところをどうやって改善していくかっていうのをやっていきたいと思います。

 

外腹斜筋へのアプローチ

大胸筋に直接アプローチしないパターンでちょっと見ていきたいと思います。例えば大胸筋と似たような筋肉の走行でいくと、外腹斜筋・前鋸筋っていう筋肉が大胸筋の下部とかと似たような走行をしているような筋肉になります。

なので大胸筋のストレッチをする前に、この外腹斜筋とか前鋸筋っていうところにアプローチをしていってあげると、効果が出やすかったりもしていきます。例えばクロスオーバーで脚を反対側に仰向けに寝てる状態で、足をクロスするような形のストレッチもあると思うんですけれども、例えば横臥位に寝てしまっている状態で、上半身を反対側にひねるような形で押し込んでいくと、これは外腹斜筋のストレッチをしているという形になります。

 

外腹斜筋というのは反対側に対側回旋する作用があるので、左の外腹斜筋を縮めるっていうことをすれば右にひねるということになります。逆に左の外腹斜筋を伸ばしたければ、左に回してあげるっていう形になるんですよね。

 

今回このようにストレッチをしてあげると、外腹斜筋のストレッチ感を得られるというような形になります。ちょっとね大胸筋のストレッチ感あんまり出さないようにして、少しだけ外腹斜筋を伸ばしていくんですが、外腹斜筋が肋骨の5番から12番まで付いていたりするって言われている筋肉になりますので、肋骨を少し広げる方向にストレッチをかけていってあげます。

なので、今だったら左肩を床につけようとしながら肋骨も一緒に開いていってあげるような形でストレッチをしてあげる。ポイントとしては息を吸うときにストレッチ感をより作ってあげると、伸び感を得やすくなります。息を吐くときに使う筋肉なのでこういう工夫もしてあげてください。

 

前鋸筋へのアプローチ

ストレッチって言うと普通ね、息を吐くときにしてっていう形になっちゃうんですけど、ここを逆にしてあげます。これでストレッチ感を入れてあげてもう1つが前鋸筋になります。前鋸筋は肩甲骨の前面を通って肋骨の方に付いている筋肉で肩甲骨を外転っていって丸めてくる筋肉だったりしていきます。

なので、今度は逆に肩甲骨を内転させる方向に施術をしていただけます。この状態で胸を開くような感じですね。後ろの手どうなってるかというと、肩甲骨の内側線に当てて、内側に寄せて上げているような形になります。

 

例えばこの状態で座位で座ってあげて、自分の膝で内転を作ってあげる。このまんま前鋸筋の肋骨の部分にリリースをかけていってあげるというような形でストレッチ&リリースをすることができます。

 

まとめ

この2つ、しっかりと外腹斜筋・前鋸筋っていうところにアプローチをしてから、大胸筋のストレッチをすると、大胸筋のストレッチ感すごく出やすくなる場合があります

大胸筋が全然伸びないなってお客様がいたときにはこっちのような別の方向からアプローチをしてあげてやってみてあげてください。もう一度、afterで見ていくと、こんな感じで胸がすごく開きやすくなるんですね。

 

ですので、肩の関節っていうところにはなってくるんですけど、外腹斜筋とか前鋸筋っていうのを動かすことで、肩甲骨の内転が出やすくなる他、これで大胸筋のストレッチもしやすくなるということがありますので、こういった解剖学的なところで筋肉の走行とか、そういったところのイメージをしっかりと頭に焼き付けていっていただけると、施術にすごく活かせる部分が出てきますので、ぜひ今日の施術やってみていただければなと思います。

 

今日の動画の内容のように施術と解剖学っていうのを結びつけることができると、よりお客様に効果的な施術ができたりとか、自分の施術に根拠を持つっていうこともできるようになりますので、こういったところをより詳しく知りたい方はぜひJTTMAの公式LINEをお友達追加お願いいたします。

公式LINE→https://kli.jp/f/TJlf/

 

ありがとうございました!

 

 

 

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