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超簡単🔰仰向け下半身施術 ⑤種類!【タイ古式マッサージ】セラピストスクール


こんにちは!JTTMAの小澤です。

今回は仰向けで出来る下半身の施術についてお伝えしていきます。
ベッド施術の方や「仰向けが苦手」という方も多いと思いますが、実は仰向けでもしっかりとアプローチできる方法があるんです。
今日はその基本的なテクニックを5つご紹介します。


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超簡単!仰向けで出来る下半身の施術⑤選

①腿前面の施術方法

まず最初に腿の前面からアプローチしていきましょう。ベッド施術の場合はマットの上と違って自由に移動することが難しいですが、横からでも十分にアプローチできます。

上前腸骨棘(腰骨の出っ張った部分)に「バタフライ」の形で手を置きます。この時、プライベートゾーンに触れないよう配慮しながら、斜めに手を置きます。ただ単純に押すと痛みを感じやすいので、外側から内側に集めながらギュッと圧をかけ、内側から外側に集めながら体重をかけるようにすると、お客様も心地よく感じやすくなります。

最初は手のひらでアプローチしてみてください。慣れてきたら肘を使うなど応用も可能です。

②すねの前面へのアプローチ

腿の前面から膝上まで施術したら、そのまますねの前面にも施術をかけていきます。脛骨の三角形の部分にギリギリ手を乗せて、外側に少し剥がすように圧をかけると、前脛骨筋をリリースできます。

この時注意したいのは、皮膚を引っ張らないことです。真っ直ぐに圧をかけて抜いてあげるのがポイントです。足首に近づくほど踵が押し込まれて痛くなることがあるので、お客様の踵をホールドしながら施術するなどの工夫も必要です。

実は意外と多くの方がすねの前面に張りを感じています。特に足首が硬い方は背屈が制限されているため、代償として前脛骨筋に力が入りやすいんです。この施術をすると「こんなに張っていたんですね」と驚かれることも多いですよ。

③お尻のリリース技術

ヒップサークルのような股関節の動きが制限されている方は、お尻の筋肉が硬くなっているケースが多いです。仰向けの状態でもお尻にアプローチする方法をご紹介します。

まずヒップサークルをしながら、お客様の体を少しねじります。反対側に足を持っていき、自分の膝をお客様のお尻に乗せることができる状態を作ります。ここから膝で圧をかけ、引いてあげます。

一度お客様の体を少し降ろして位置を変え、また引っ張るという動作を繰り返します。自分が少し後ろに足を引いたり、ポジションを変えながら圧のかける位置を調整していきましょう。

④内腿へのアプローチ

お尻の施術から自然な流れで内腿の施術に移ることができます。お客様の足を自分の脚の上に載せるポジションを取り、内転筋群にアプローチしていきます。

内転筋群には大内転筋、長内転筋、短内転筋などがありますが、まずは内腿全体をしっかりリリースしていきましょう。

ここで重要なのが手の向きです。チョップするように垂直に当てると骨が当たって強度が強くなりすぎます。少し内側に手を回して当てることで、柔らかい施術が可能になります。

施術の強さを調整したい場合は、内回しから始めて徐々に外回しにしていくとよいでしょう。もちろん体重のかけ方でも強さは変わりますが、手のポジションだけで強さをコントロールできると技術の幅が広がります。

⑤ストレッチとリリースの組み合わせ

内転筋へのリリースの後は、そのままストレッチに移行できます。王道のストレッチとしては、脚を外側に開いていくストレッチがあります。このように腿の内側にストレッチをかけることで、リリース効果がさらに高まります。

仰向けでの施術の最大の魅力は、リリースとストレッチを同時にアプローチできる点です。この組み合わせで効果的な施術が可能になります。

まとめ

今回は仰向けでの下半身施術の基本的なテクニック5種類をご紹介しました。①腿前面、②すね、③お尻、④内腿へのアプローチ方法と、⑤ストレッチとリリースの組み合わせについてお伝えしました。

仰向けでの施術は、リリースとストレッチを同時に行える点が大きな魅力です。今回紹介した以外にもセットでできる技術がたくさんありますので、少しずつ覚えてお客様に施術してみてください。

今回は解剖学的な説明も少し取り入れましたが、これはほんの触りです。もっと詳しく知りたい方、技術を深めたい方は、ぜひ公式LINEから友達追加をしてください。限定特典や個別相談のご予約も可能です。

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それでは、また次回お会いしましょう。ありがとうございました。

 

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