JTTMAコラム

【初心者セラピスト必見!】タイ古式マッサージが最速で上手くなる方法!!


こんにちは、JTTMA認定講師の小澤源太郎です。

今日はタイ古式マッサージの初心者セラピストが最速でうまくなる方法について教えていきます。

「どういうふうにやったら上手くなれますか?」っていうご質問をよくいただきます。
実際に上手くなってる人って特徴があります。もうこれだけやってるんだから、それは上手くなるよね、みたいな人だったりとか、ちゃんと意識して練習したら上手くなるポイントがいくつかあるので、動画ではモデルさんを使いながら説明をしていますので、ぜひご視聴ください。

最速で上手くなる方法3選!

1:股関節を使った体重移動

まず一つ目は、体重移動をしっかりとコントロールできるようになるということです。これは股関節がポイントにはなってきます。

例えば、ももの内側にアプローチするときに、上記のように動く施術がタイ古式マッサージはよくあります。例えば初めての方とかで、研修も受け始めっていう方の場合は、お客様に寄り掛かるような形の動きをしてしまうことがあるんですけれども、しっかりと背筋を伸ばした状態で股関節で前に進むような形で体重をかけて前に行った股関節を後ろに戻して抜けていくっていう、次のポイントに移動していくというような動きを覚えると、自分の体重移動で、お客様への圧をコントロールできます。

これコントロールできないと何が悪いかというと、乗ってしまうとこの後戻るときに、ポンッて抜くしかないんですね。なので、反動をつけたマッサージになるので、リラックスっていう点では少し弱くなってきます。

ゆっくり入って、ゆっくり抜けていくっていう流れの動きができるようになってくると、施術のやり方の上達というのは速くなってきます。先ほども言ったようにこれが足だけではなくて、腕の施術であったり背中の施術っていうところにも共通して大切な部分になってきますので、まずこの股関節を使った体重移動、必ずできるようになってください。

 

2:体重移動のコントロール

二つ目は、体重移動をうまく使うことで、自分の体を楽に使うことができるお客様の体を結果的に動かすことができる施術になりますので、ぜひ覚えてほしいです。

大体お客様が仰向けで寝ているポジションから起こすときに、この施術を多く使うんですけれども、膝の下に手を入れて膝窩から、膝を曲げるように持ってきてあげて、膝の頭を持ち上げて、自分の足の前であぐらのポジションのような形でお客様がいること、この状態から引き上げる系のポジションチェンジってあると思うんですけれども、例えば動画のように私とモデルさんでは私の方が体格がいいので、そんなに頑張らなくても力で無理やり行くことはできるんですが、例えば女性のセラピストが大柄な男性をやろうと思ったら、手だけで引き上げるなんてできないんですよね。

そうなってくると、猫背にならないようにポジションだけキープしながら、後ろに体重を乗せながら、ちょっとずつ後ろに歩いていくというような体の使い方をすることで、楽に起こすことができるようになります。

1では施術をしながら前後に体重移動して圧をかけるっていうものでしたが、今度は後ろに自分が体重をかけることで、お客様の体を移動させていくっていうやり方になります。この施術とポジションチェンジのやり方ってどこでもよくある形になりますので、安全にやりやすく、お客様にも負担がないやり方でやっていただければどんどん上手くなりますので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

3:「押しているつもりで押していない」感覚の使い方

三つ目は、押すっていう感覚の使い方になります。ちょっとフワッとした抽象的な表現になるんですけれども、押そうと思って押すっていう形で押すときと、そう思ってなくても結果的に押しているっていうときが、タイ古式マッサージではあるんですね。

「押そうと思って押す」ってどういうことかというと、例えば、ももの後ろの辺りに足を置いて、ぐっと押すみたいな、これ押そうと思って押してる形になりますよね。ではなくて、足を置いておいて、そのまま自分の骨盤を立てるような形でいくことで自然と手で持っている足を骨盤を立てることで引く、という動作が入ってくるので、結果的にももの後ろが押されてくるという動きになります。

この動きの感覚を覚えるっていうのが、最速で上手くなるために必要なポイントになってきます。

まとめ

【最速で上手くなる方法3選】

股関節を使った体重移動
②体重移動のコントロール
③「押しているつもりで押してない」感覚の使い方

 

今日は最速でうまくなる方法ということで一つ目は股関節を使った体重移動の使い方、二つ目が、お客様の体を移動するとき、自分の体をうまく体重コントロールすると楽にできる、三つ目で押そうとして、押していないっていう形をやりました。足をももの内側に当てて骨盤を前傾させることで、押し感を出していくっていうものをやりました。

このような体の使い方を覚えることで一つ一つの施術のレベルが上がってきます。
初めての初心者のセラピストの方でもどんどん上手くなっていきますので、ぜひやってください。

最後の一つなんですけれども、これ絶対に大事なことがあります。

とにかくやることです。どんなにいいことを知ったとしても、練習しなかったら絶対に上手くならないので、どんどんどんどん練習して上達していってください

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